がきこいのぼり

 加須の鯉のぼりは江戸時代末期に雨傘、提灯の紙工職人達が注文に応じて作り始めたと伝えられ、初期のものは和紙を用いた製品であったと言われています。
 その後、木綿を使用した製品も作られ始め、明治中期には県外各地からの注文も増大し、職人の数も増し、大きな産地になりました。一品一品手作業により仕上げられる手がき 鯉のぼりは、描いては乾かすという工程を十八回も繰り返して、模様の細かさを表しています。
 また、手描きならではの線の強さ、色の美しさには内外から高い評価を得ていました。何度も工程を重ねることで、雨や日光等の過酷な自然条件にも強く、退色しにくいことも大きな特徴です。伝統的な手描き技術による文様は複雑で細かく、気品ある鯉のぼりとして知られています。


主な生産地 加須市

 

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