飯能大島紬はんのうおおしまつむぎ

 飯能地方の絹織物の起こりは、和銅年間(708~715年)にさかのぼると言われています。当時、高麗の織法で生絹を製織し高麗絹の名で知られたと伝えられ、元禄時代(1688~1704年)以降、染色加工や練糸を用いた職法などに改良が加えられ品質の良さは全国に知られるようになりました。
 精巧な彫りで製作された絣板を用いた板締め注入染色法と、一本ずつ柄合わせしながら織り出す精緻な絣模様の男物大島紬の産地として全国でも有数の地位を築きました。丈夫で飽きがこないため三代の着用に耐えると言われる品質の高さは、厳選された糸のみを使用する織によるものです。


主な生産地 飯能市ほか

 

埼玉県指定伝統的手工芸品メインにもどる